令和元年最初の姿勢のお話!第2話。
始まり始まり〜。
今回は「骨盤」のお話です。
巷では骨盤が開くとか歪むと言われていますが「骨盤」は開いたり歪んだりしません。解剖学を勉強した方には常識です。「骨盤」は左右の腸骨・坐骨(寛骨と言います)、先端の恥骨、中央の仙骨・尾骨で構成されています。なぜ歪まないか。左の絵を見てください。赤線をした左右の仙腸関節と恥骨結合の三か所でしっかり固定されています。動く要素がないのです。まったく歪まないわけではなく、動きによって若干のひずみ(遊び)があります。車のハンドルの遊びのような感じです。
よって、骨盤調整は動かない関節に刺激を与えているだけなので全く効果のない事なのです。騙されないでくださいね。骨盤調整をメニューにしているところには行かないのが賢明です。骨盤の動きの特徴については体験会や講演会でお話いたします。ご期待ください